豪華ゲスト講演&対談「ママが本当に働きやすいってなんだ?」開催報告

「ママが働きやすい企業」サイトリリース記念セミナーとして豪華ゲストの基調講演&対談イベントを大手町日経セミナールームで開催しました。

まず第一部では、ファザーリング・ジャパン理事/三井物産系上場会社元社長でイクボスを
広めていらっしゃる講演年間140本超えの川島高之氏から、
~男性上司をイクボスにしたい、夫をイクメンにしたい人の極意~というテーマでお話しいただきました。

女性活躍、イクボス、イクメンは3点セット。上司としてのイクボス十か条から
ワーママが職場で活躍できる理由、夫と上司への言葉がけや接し方については
川島さんの実体験もまじえた面白いお話に笑いが何度も起こっていました。
意外と上司に伝わっていないから、夫にも上司にも女性はWILL(意思や希望)を
きちんと伝えましょう、というポイントや、
子育ては世界で一番価値ある仕事であり、子育て経験もキャリアになるという言葉が印象的でした。

第2部は5名の皆さまによるパネルディスカッション。

○ファザーリング・ジャパン理事 川島 高之氏(イクボス、イクメン) ファシリテーター
○(株)フォトクリエイト代表取締役会長 白砂 晃氏(「ママが働きやすい企業」掲載企業)
○第一生命保険(株) 人事部 ダイバーシティ&インクルージョン推進室 室長 柏崎 美樹氏(同上)
○リクルートエグゼクティブエージェント 森本 千賀子氏(女性のキャリア支援)
○船橋ワーキングマザーの会代表 高橋 奈緒子氏(研究機関勤務、2児の母)

ワーママはまじめなので、「頼みづらい」「言いづらい」などの意識や「私がやるべき」
と思いこんでいる人が多く、「心のストッパー」をもっとはずしてもいいのではないか、
というご意見もありました。
「管理職のほうが自分の時間を自由に使いやすく裁量で物事を進めやすい」
「企業側の体制として、働きやすさと働きがいの両方を整備していきたい」
「大人って楽しそう!仕事ってやりがいがある夢中になれるものなんだという背中を子どもに見せよう」
などのメッセージに、メモをとる方々がたくさんいらっしゃいました。

参加者様からこんな感想をお寄せいただきました。
「ママが入り口だったけど、結局は組織や人を活かすっていうことなんですよね」

「能動的なアクションを自らしていくことで両立しやすくなる環境を自分たちでつくっていくのだという考え方は目から鱗でした。ワーママ歴10年の私でも収穫が多かった」

「ママが働きやすいように考えてくれている会社がたくさんある事に驚きつつ、
それに甘えるだけでなく、自分自身も変わらなければいけないとも思いました。仕事について色々悩んでいる時期でもあったので、何のために働いてるのか改めて考えさせられました。」

「嫌な仕事を眉間にシワを寄せて働くのは、それを毎日見る子供や旦那みんなにとって何ひとつメリットがないもの。
子供にママの仕事かっこいいとか自慢が出来るような仕事をしたいと今は前向きに考えられます。
明るく、楽しく、自分が活躍できる仕事を探します!」

遠くは関西から来て頂いたかたもいらっしゃり、貴重な土曜日にお越しいただいた
みなさま、本当にありがとうございました。
今後もサービス名がなくなる社会を目指して一歩ずつ活動してまいります。